先週の講師の方々のコメント

寺尾さん:
壁に突き当たっている人は、講師陣に相談して迷いを無くしていくように。先に進めるように。

早野さん:
みんな何が目標で何がゴールかというのがいろいろなところにあるので、どこを目指すかわからなくなるところが必ず出てくる。そのときに、一番初めにこの場所をどうしたいのかといった直感・感情に立ち返ってもらいたい。たとえば、風が流れるところでお茶を飲みたいとか・・・それを実現させることが設計の根源であるので、自分の案を押し上げてもらいたい。迷ったら立ち返ってみるように。

中川さん:
(今日はまだ2人しか見ていないのですが・・・)だいぶ進んできた。設計を楽しみながら、この調子でがんばって!

井口さん:
先週よりもだいぶ進んできたので、話を聴いていて面白い。一人ひとりの考えが絞られてきているというところまでは面白いが、建築としての面白さとの距離がまだある。模型やスケッチなどもっと作ってみてほしい。

羽鳥さん:
自分の案をやっていて、自分が一番面白いと思っていなかったらそれをプレゼンしても他人が面白いとは思わない。自分が面白いと思う度合が100だとすると、他人にプレゼンで伝わるのは50%くらいだと思ったほうがいい。まずは自分で自分の案を面白いと思うように育ててもらったうえで、それをどうやって伝えたら良いかというテクニカルなところは教えます。まずは、自分の案の面白い点はどこなのかを考えるように。

前先生:
行き詰っている人は、自分や他人が以前の調査でどのようなことを考えていたのかを今一度思い返して見ると良いのでは。次回はグループごとに発表形式というのをやったらどうか。

太陽位置図

各位

前です。

後3週間くらいとなりました。
いろいろと大変と思いますが、各位楽しんでもらえれば幸いです。

井口様より、太陽位置図について貴重なお話を伺いました。
太陽は普段意識しているようで、設計の時には意外と気にしていないのではないでしょうか。
夏至冬至の南面正対の太陽高度だけでは限界があるということです。

昔は、昼・夜の時間の刻みが変わっていたため(不定時法)
より太陽の季節変化を意識できたのでしょう。

http://www.gakken.co.jp/kagakusouken/spread/oedo/03/kaisetsu1.html

和時計では、こうした変化を自動的に反映して
文字盤が変形するタイプもあったようです。

http://www.gakken.co.jp/kagakusouken/spread/oedo/03/haiken2.html

なお、自分のサイトの太陽位置図がほしいひとは、
以下のサイトで作成できるようなので、挑戦してみてください。

http://solardat.uoregon.edu/PolarSunChartProgram.html

それではあと少し、がんばってください!

今日のレクチャー(井口さん、前先生)の補足

「住宅事業建築主の判断基準」は以下のホームページにあります。

http://ees.ibec.or.jp/
算定用Webプログラムにて、暖冷房・換気・給湯・照明の1次エネルギーが算出されます。

http://ees.ibec.or.jp/documents/index.php
ちょっと細かいですが、時刻ごとの暖冷房負荷も上記のリンク先の一番下のほうにある資料で参照できます。

5/27 OMソーラーレクチャーとエスキス



OMソーラー村田様によるレクチャー後、講師の方々によるエスキスを行いました。
今回から、個別にエスキスをしていただくという内容にしています。
受講生のみなさんは、具体的にどのような検討をしたらよいか講師の方々からアドバイスをいただいていると思うので、参考にして作業を進めていってください。